ダークホース研究所

すべての現象には理由がある。競馬で番狂わせが発生するのにも理由もあるはず。番狂わせを引き起こすダークホースを発見することが勝利への近道!

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【JRA】控除率の威力

控除率とは

競馬には控除率というものがあります。簡単にいえば胴元の取り分のことです。単勝、複勝、馬連などの券種ごとに、売上金の何パーセントかを胴元が取って、残ったお金を的中者に分配する仕組みになっています。

JRA(中央競馬)における各券種の控除率は

  • 単勝 20%
  • 複勝 20%
  • 枠連 22.5%
  • 馬連 22.5%
  • ワイド 22.5%
  • 馬単 25%
  • 3連複 25%
  • 3連単 27.5%

に設定されています。

控除金・払戻金計算の例

例えばワグネリアンが勝った2018年の日本ダービーでは、単勝の売上金が1,653,290,300円(16.5億円)でした。ここからJRAが20%をしょっぴきます。しょっぴかれる金額は、

1,653,290,300 x 0.2 = 330,658,060

約3.3億円をJRAがしょっぴき、残りの約13.2億をワグネリアンの単勝馬券的中者に分配するのです。

ワグネリアンの単勝は1,050,683票売れていたので、約13.2億円を1,050,683票に分配すると、1票あたりの分配金は、

1,653,290,300 x 0.8 / 1,050,683 = 1,258.8

1票あたり1258.8円の分配金(払戻金)になる計算ですが、残念ながら1の位以下は切り捨てとなるので、ワグネリアン単勝払戻金1,250円となるのです。

控除率の威力

馬券プレイヤーにとって、控除という名の胴元(JRA)のしょっぴきはかなり強烈なものです。

例えば、馬券プレイヤー全員で1Rから12Rまでの全レースで単勝に所持金全額を賭けるゲームをしたとします。ゲームを始める時点でのプレイヤー全員の所持金の総額が1000万円だとすると、12R後のプレイヤー全員の所持金の総額はいくらになるでしょうか。

 

開始時点の総額:1000万円

1R後の総額:1000万円 x 0.8 = 800万円

2R後の総額:800万円 x 0.8 = 640万円

3R後の総額:640万円 x 0.8 = 512万円

  ・

  ・

  ・

  ・

12R後の総額:68.7万円

 

開始時点では1000万円もあったのに、12R後にはなんと68.7万円しか残らないのです。消えた931.3万円はどこにいったのか。言うまでもなく、JRAの懐です。

 

このゲーム、言い換えれば馬券プレイヤーは最後に残る68.7万円の取り合いをしていたのです。競馬で勝つということはつまり、この過酷なゲームに勝つことに他なりません。

 

ちなみに、他の券種ならいくら残るかを計算すると、

  • 枠連/馬連/ワイド・・・46.9万円
  • 馬単/3連複・・・42.2万円
  • 3連単・・・21.1万円

です。3連単えぐいな…。

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これってまぁまぁの無理ゲーですよね。ミスコンで優勝しちゃうようなかわいい女の子を、その大学の男子学生1000人全員で取り合っているようなものです。

そんなかわいい女の子を落とすためにアレやコレやと日々努力する男子学生のように、競馬という無理ゲーに勝つための攻略法を日々考えながら競馬を楽しみたいです。